就職 第二新卒へ興味を示そう!
年収が100万円以上下がることを承知で、転職に踏み切ったのがS.Aさんです。
彼女が新卒で入社したのは、大手コンサルティングファーム。
担当が細分化され、プロジェクトのほんの一部にしか携われないことに物足りなさを感じたのです。
「プロジェク卜の全体を見渡し、すべての工程に携われる職場」を求め、小規模のベンチャー一企業に応募しました。
以上下がることになるけど、それでもいいの?Jという人事担当者に、彼女は迷わず答えました。
額にはこだわりません。
ただ、実力をつけて、いずれ業績に貢献することができたら、その時は評価していただきたいと思います」その覚悟と意欲が買われ、無事採用されたS'Aさん。
実績を上げて、前職の年俸を上回る日は、そう遠くはないはずです。
入社時の給与にこだわるより、入社後の努力で確かに面接の際、希望の給与額は必ず聞かれます。
その際、キャリアが浅い第二新卒の皆さんの場合は、「前職と同程度」と答えておくのがベターです。
ただし、給与水準が高い業種・会社から低いところに移る場合は「希望は00円程度ですが、基本的に御社の規定に従います」と伝えるのがいいでしょう。
給与額の上乗せ交渉は、ヘタにすべきではありません。
仮に実現したとしても、その分、高度なミッションを与えられ、自分の首を絞めることにもなりかねないのです。
成果主義が浸透しつつある昨今、入社時の給与額にこだわるのではなく、入社後の努力によって給与を上げていく心構えを大切にしてください。
テレビドラマの影響で、会祉を辞めると決めたらいつで、もスーツのポケットに退職願を用意しておくものだと思っていませんか?ユーザーの業務効率化を、ITシステムの導入によって実現するのが会社の使命で、所属するプロジェクトでは実際のシステム設計工程を担当していました。
インターネットポータルサイトを運営する会社で、コンシューマー向けのサービス構築をしている先輩が、自分の仕事を熱く語るのに触発されて、転職を考えるようになりました。
その後、転職の意思を固めたS・Uさんは、現在担当しているプロジェク卜が終わり次第、会社を辞められるよう直属の上司に伝えるため、会って話をする機会を待っていました。
プロジェク卜ではユーザー先に出向いて行う業務が多く、他の仕事にほとんどかかりきりになっている上司とすれ違うことすらない状態。
そんなある日、会社に戻ったS・Uさんの正面から部長が歩いてくるのを見て、S.Uさんは思わず声をかけてしまいます。
「部長に直接のほうが話も早いかもリという思いが、コトをあせらせたのです。
上司を飛び越え、部長に退職の意思表示や退職願を渡してしまったことから、S.Uさんと直属の上司のあいだはぎくしゃくしてしまいます。
部長にしてみれば、直属の上司とS.Uさんの聞に信頼関係ができていないから、直接話がきたとしか考えられず、上司の「監督不行届き」以外の何ものでもありません。
結局、上司はこのことで部長からお説教を受け、会社での評価も下がってしまいました。
ビジネスマナーを知らなかったといえばそれまでですが、S.Uさんは会社に居づらくなり、転職先が決まる前に退職することになりました。
予定より退職日が早まったため、人事から「退職願を書き直すように」言われたS・Uさん。
ひっそりと退職願を書く自分は、ドラマの主人公とは余りにも掛け離れ、ただただ背中を丸めるしかなかったということでした。
退職はます直属の上司に相談退職願は指示にしたがって出すこと転職に慣れている人は少ないでしょう。
そのため、このようなウッカリな事態も数多く見聞きします。
知らなかっただけとはいえ、その後の影響は小さくはありません。
転職に際しては、まず直属の上司に話をするのが社会人としての常識。
社内の話しやすい人(たとえば同僚)から先に伝えるなどの行為は、赤信号です。
転職先が決まったのに、在籍企業での退職交渉がうまくできずにズルズルと転職機会を逃してしまう人も少なくありません。
中堅証券会社に新卒入社したM.Hさんは、M&Aやプロジェクトファイナンスなど、法人向けのサービスに興味があったため証券会社を目指した人物。
入社2年目には将来のキャリアコースがほぼ確定されるというその会社で、リテール担当として配属されたことから転職の意思を固めました。
せっかくの転機だからと、得意な分析業務に深く関われるシンクタンクを選択。
忙しい業務のあいだを縫った転職活動も奏功し、無事、内定を獲得したのでした。
内定企業への入社日の関係で、早めに上司に転職することを伝えたM像以上に転職を思いとどまるようM・Hさんに説得をはじめたのです。
転職先とは入社日を約束しているので、それを裏切ることもできません。
板挟みになったM'Hさんは、証券会社に出社するのがだんだんと苦痛になってきました。
そんなM'Hさんの様子に変化を感じとった同期入社の仲間に声をかけられ、ある晩居酒屋に立ち寄った時のこと。
社内情報通の同僚から、意外な話を聞きM.Hさんは言葉を失いました。
実は、退職者を出すことで会社での評価が下がることを心配するマネジャーは、とりあえず必死に部下の引き止めをすると聞かされたのでした。
さらに、引き止めで会社に残った社員の希望がかなうケースはほとんどなく、1年、2年たつうちに、今度は本当に転職していく人が多いのだとか。
貫き通しました。
2ヵ月にわたった退職交渉は、どんな顧客との商談よりもハードで、やり終えた際には今までのどの仕事よりも達成感を感じたといいます。
情に流されることだけは後悔のモ卜。
せようと、説得してくれる場合もあります。
転職活動をはじめたのは、何か大きな理由があったからなのではないでしょうか。
引き止められた場合は、転職理由を行動の原点として、再考してください。
そこから導き出された結論が、踏みとどまるのならそれもよし。
ただ、もレ情に流されて転職を踏みとどまるとしたら、しばらくすると、また転職を考えることになる可能性もあることも、お忘れなく。
転職先が、必ずしもまわりにも受け入れられるとは限りません。
略のための広告・宣伝企画やマスコミ対応などを行う広報の仕事でした。
就職した大手有名化学素材メーカーでは営業部門に配属となり、その夢はかなわず、製造会社への企画営業を担当していました。
どうしても「広報の仕事をした」という気持ちを抑えきれないK.Yさん。
人事異動を待っているだけではいつになっても夢は夢のままと、転職活動をはじめました。
そんなK・Yさんの素質を認めて内定を出したのは、設立3年目のベンチャー企業。
インターネットを活用したマーケティングなどを主事業とする従業員50名の会社で、時折、新聞やビジネス誌でも取り上げられる有望企業でした。
この転職に猛反対したのがK.Yさんの父親。
「歴史も知名度もある会社を辞める理由が理解できない」「いずれ必ず後悔する」とK・親から、強く反対されたことで自信が揺らいだK.Yさんは、結局、転職を諦め、会社に残る決断をしました。
一方のS'Tさんは、近々結婚する恋人の同意もあって転職活動をはじめ、大手製薬メーカーのMRに内定。
直行・直帰も多いことから、「一緒にいられる時聞が増える」と思った彼女は、この転職に大賛成したのでした。